【高齢者の住まい】札幌市内80代夫婦で新規の賃貸契約は可能?下調べ編

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こんにちは、ともんごです。
皆さんのご家庭では、高齢の親と同居ですか?それとも別居でしょうか?
私は義両親・両親ともに同じ札幌市内で別居しています。
おかげさまで今のところ各々で生活を送れており、何か手助けが必要な時は手伝いに行くというスタイルをとっています。
しかし、年々体の不調なども多くなり今後どういうスタイルで関わっていくべきか迷っています。
ということで今回は高齢者の住まいについて調べてみてみました。

義両親は80代。今後、二人で一軒家を管理するのは厳しい局面も増えてくるのでは…

義両親は、二人とも80代で私の両親(父70代・母60代)よりも高齢になります。
札幌市内でも比較降雪量の多い地域に一戸建てで住んでいます。
徐雪作業の負荷が大きいのですが、私達が手伝いに行けないときに心配をかけまいとして無理をしてしまっているのでは…と気がかりです。
そんなに心配ならば、同居したらと思われるかもしれません。
しかし、同居によってお互いの生活に軋轢が生まれ、せっかく良好な家族関係にヒビが入ってしまっては本末転倒ですよね。
義母がかつて嫁いできた際に義両親との同居生活で苦労があったから、私には大変な思いはさせたくないと優しい配慮もあり今のところ同居には否定的でいます。
今後、一軒家にてすべてを義両親二人で管理していくのではなく、マンションなど集合住宅に住むというのも一つの手段ではないかとも考えています。
高齢者が新規で賃貸住宅を契約することは大変だと耳にしますが、どうなのでしょうか。

高齢者が賃貸住宅を探すうえでの問題点やポイントとは

ネットで検索してみると、キーワードに#高齢者 賃貸 借りられない という言葉が上がってきます。
問題点や解決手段はあるのか、参考にしたサイトがこちらになります。

物件を借りるときにはさまざまな条件があるものの、年齢制限に関する部分も注意をしておく必要があります。特に高齢になってから、新たに賃貸借契約を結ぼうとすると、年齢を理由に物件探しが難航してしまうこともあるのです。この記事では、高齢者が賃貸物件を選ぶときのポイントや注意点について紹介します。スムーズに物件を借りるためにも、どのような点に気をつけておくべきかを把握しましょう。

ライフルホームズ  住まいのお役立ち情報 年齢制限がある理由は? 高齢者が賃貸物件を選ぶときのポイント
繋がらない場合は上記リンクからどうぞ


『シニア相談可』という条件がある物件は高齢者の入居に理解がある大家さんの場合が多いということがわかりました。
ただ、物件的に年齢制限を定めていなくても、70歳以上になると保証会社の審査も通りづらくなる傾向もあるとありました。
連帯保証人として、家族や身寄りがいる場合は不動産会社を通して交渉次第で可能性があるのではと思いました。

万が一事故物件扱いとなってしまうと、次の入居者を探すのが難しくなることも予測できる。
大家さんとしても、なるべく経営上のリスクを回避するために、慎重にならざるを得ないのだ。

夫婦よりも独居の場合の方が、ハードルが高いように感じます。
健康面の問題や、孤独死(孤独死となると発見が遅れてしまう場合も多いとのこと)、火災や家賃滞納のリスクが高いと大家さんに感じられてしまい敬遠されがちのようです。

子供の名義で借りることは可能なのでしょうか

30~50代で働き盛りの息子さんや娘さんの名義で賃貸借契約を結びます。
連帯保証人に契約者とは別の息子さんや親戚、就労しているお孫さんなどになってもらい、入居者として本人の名前を書く方法です。
大家さんや管理会社としても、働き盛りのお子さんが名義人となり、連帯保証人に違う親族をつけれれる方というのは、家族関係も良好で、万が一もしものことがあった場合すぐに発見できるであろうという考えのもと審査が行われます。


子供名義で借りる場合、入居者は親ということは明記しないと契約違反となり、強制退去ということも…

契約者と入居者が別の人であっても、事前に大家さんから了承を得ていれば問題ありません。
しかし、無許可の場合は契約違反になります。予期せぬ犯罪や、入居者間のトラブルが起きかねないためです。
万が一大家さんにバレた場合は、強制退去になる可能性が高いです。

契約者と入居者が違うと契約違反になる!?トラブルを防ぐための方法を公開!
賃貸物件で契約者と入居者が違うとどうなる?別の人が住むと契約違反になる?といった疑問を解決します!ルール違反になってしまうケースや、借りる人と住む人が違っても問題ない契約方法を紹介します。契約違反にならないための注意点もあるので、ぜひ参考にしてください!

札幌市の高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)制度とは

高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)制度
札幌市の認定を受け、民間の土地所有者などが建設し管理している高齢者向けの住宅(バリアフリー仕様)の入居者へ、家賃の一部を管理期間20年を限度に市と国で補助する制度のことだそうです。

入居できる方の条件
次の1.~6.をすべてを満たす方です。
1.下記のいずれかに該当する方
60歳以上の一人暮らしの方
60歳以上の方と、その方とご夫婦の方(婚約者、内縁関係を含む)
60歳以上の方と、その方の親族で60歳以上の方
60歳以上の方と、その方の介護のために同居する介護者
60歳以上の方と、その方の扶養する児童等
2.所得月額が48万7千円以下の方(※「勤医協かしわの杜」に限る)
3.自立した日常生活を営める方(常時の介護が必要な状態で、同居する介護者のいない方は入居できません)
4.現に住宅に困っている方
5.日本国籍を持つ方、又は、住民登録をしている外国人
6.都道府県民税、市町村民税を滞納していない方

しかし、入居には条件があり、義両親は4.現に住宅に困っている方には相当しないため高優賃制度は利用できないことがわかりました。

シニア向け賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅は、その名の通り高齢者限定の物件であり、サービス付き高齢者向け住宅として取り扱われます。
高齢者でも契約しやすく、住みやすい点がメリットであり、軽度の要介護状態でも入居可能です。
入居審査においては面談が行われ、生活の自立度・介護の有無・資産額などの面から総合的に判断されます

月額費用には家賃のほかに共益費(水道光熱費を含む)食費などが含まれ、単純な賃貸住宅より高い傾向にあります。
夜間対応やナースコールがあったり、病気等対応(インスリン投与や在宅酸素、看護師の配置があるなど施設によって異なります)・生活支援を受けらるのは別居の家族も安心だと思います。
施設によっては体験入居可能なところもあるようです。

NPO法人シニア賃貸住宅サポートセンター札幌は、身寄りが無い・高齢などの理由で賃貸住宅にご入居できない方を対象に、空室で悩む賃貸住宅オーナーとの間に立って入居をサポートします。

札幌市と近隣の都市に絞っており、掲載物件は比較的家賃が低価格のようでした。
ただ、物件数はほかの不動産サイトよりも少なめに感じました。(私が見た時点のことなので、いつもとは限りません。時期によっては変わると思いますので参考程度にお考え下さい。)


UR賃貸はシニアに特化しているわけではありませんが、申込資格に年齢制限がなく礼金・仲介手数料・保証人不要で更新料もかからないということで、負担が少ないかなと思いました。
UR賃貸住宅|賃貸マンション・大規模マンションの物件情報
UR賃貸住宅は礼金ナシ・仲介手数料ナシ・更新料ナシ・保証人ナシ。一人暮らしの方も子育てファミリーも、都心から郊外まで豊富な物件の中から抽選なし・先着順でお探しいただけます。

下調べ編まとめ

単純に高齢者でも賃貸契約は可能なのかと調べてみただけになりますが、想像以上に高齢者歓迎と謳っている不動産賃貸情報があるということに驚きました。
高齢者の住まいとして、老人ホームという選択肢だけではなく、できるだけ長く自分たちで生活したいというニーズが広がっているという現れではないでしょうか。
義両親の住まいに対する好みや希望を聞き、運よく物件があったとしても実際の建物や周りの環境などをふるいに掛けたら…どうなるのかは全くわかりません。
いくらこちらが心配だからと言って、こちらの考えを押し付けたくはありません。
様子を見ながら義両親の希望や意向を聞きながら対話を進めていくつもりです。
今後、状況に動きがでて進展があればまたお伝えしていきますね。
高齢化社会が進んでいるいま、私達と同じように高齢の親の今後について気がかりな方は少なくないと思います。
お住まいの地域の制度や高齢者歓迎の物件情報などにアンテナを張ってみてください。
イメージがしやすくなり、いざというとき動きやすくなるのではないでしょうか。

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